神戸市灘区神前町1丁目 中古一戸建て

担当者のコメント

この物件は阪急神戸線「六甲駅」から南へ徒歩7分、『神戸市灘区神前町1丁目』にある中古一戸建てです。複数駅が利用可能で、JR東海道本線「六甲道駅」からは徒歩6分の距離にあります。
周辺は第一種中高層住居専用地域と近隣商業地域に指定された一部店舗や事務所、主に集合住宅と一戸建てが立ち並ぶ住宅地です。南側を山手幹線が走り、北へ少し歩いたところに『六甲八幡神社』が鎮座しています。『六甲八幡神社』は、八幡大神を主祭神とする神社。本殿は天明6年に寄付された奈良県の『春日大社』の旧社殿を移した「春日移し」によるものと考えられています。平成28年に神戸市の指定有形文化財に指定されました。「神前町」という地名は『春日神社』の社前であることから昭和6年に命名されました。地勢はゆるやかな南傾斜地で、標高は約40m。道幅4m前後の道路が多く、街路はほぼ整っています。生垣や庭木のある家はあまり見られず、町中の緑は少なめ。阪神高速道路3号神戸線の摩耶の出入口が約2.5kmの距離にあります。阪急神戸線「六甲駅」からの道のりは下り坂で、駅との高低差は約20m。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。
敷地面積は約21坪(路地状部分約20平米含む)。南付け道路で採光良好です。前面道路は山手幹線のためやや車の音がありますが、歩道が設けられており開放感があります。敷地形状は不整形（旗竿型）。路地状部分に駐車可能（車種による）。建物は1996年5月築の木造2階建て。間取りは延床面積63.36平米の2K。2階にキッチン・各階にサニタリーが設けられたプラン。2階のサニタリーは生活空間を優先した一体型です。個室はそれぞれ6帖以上の広さを確保。収納スペースも充実しています。現況は空き家です。
教育施設は『ろっこうARIMA保育園』徒歩4分、『六甲小学校』徒歩5分、『長峰中学校』徒歩24分。最寄りのスーパーは『コープ　六甲』徒歩2分。その他『六甲風の郷公園』が徒歩2分の距離にあります。

担当者

甲野 裕理（こうの ゆり） 宅地建物取引士

不動産用語

路地状部分

路地状部分とは、細長い形状の敷地の一部のことです。道路から奥まった敷地の場合、道路とアクセスするため、また建築確認に必要な条件を満たすため、細長い形状の敷地を設けます。（道路に2m以上接していることが建築確認取得の条件の一つです）奥行きのある一つの土地を複数の区画に分けて分譲する際、この形状の敷地が新たに出来ることが多く、路地状部分の利用方法について隣地との取り決めがある場合もあります。

近隣商業地域

近隣商業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、近隣住民が日用品の買物をする店舗などのために定められた地域のことです。大規模商業施設やショッピングモールだけでなく、小規模の工場を建てることもできます。住居専用地域ではないため、日当たりや日影などの制限が比較的緩やかです。商業地域において日影規制が適用されない点に対し、近隣商業地域では高さ10メートルを超える建物については日影規制が適用される点が異なっています。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。