- 23年05月
- 日経WOMAN6月号に掲載
- 19年12月
- コーポレートサイトリニューアルのプロジェクトメンバーとして参加
- 19年08月
- 讀賣テレビ「鳥人間コンテスト」に出場し、番組に出演
物件を検索する
住所からさがす 沿線・駅からさがす 学校区からさがす特徴からさがす
シンプル検索
住まい・暮らしのサポート
ウィルのスタッフ
デザイン・コンサルティング
ウィルスタジオのスタッフクリエイティブグループ デザインチーム
アートディレクター・デザイナー
不動産・リフォーム・保険・その他さまざまな事業の広告企画・デザイン・ディレクションを手がけています。物件販促の企画立案や、ウェブサイト・ちらしなどの広告媒体の制作、モデルハウスのインテリアコーディネート、写真撮影など幅広く携わっています。
また、ウィルグループには、社内報をメインとした社内コミュニケーションツールや中古×リフォーム、物件情報サイト、住宅の開発・企画・販売など、ユニークな事業やノウハウが多々あります。それらの資産を活かし、企業様向けにコンサルティングやブランディングの提案をおこなっています。企業様や商品の持つ魅力・価値を発信するとともに、企業様の未来をともに描き、つくるパートナーとして全力で挑んでいます。
社会人2年目。下っ端でなんの取り柄もなかったころ。とあるお方と仕事をした。ひと回り以上年上で、キャリアもあって仕事もできるお方だった。その人は、ぺーぺーのわたしを仕事相手として対等に見てくれた。その先に描く夢や展望を共有し「力を貸してほしい」と仕事の依頼をくださった。うれしかった。同時にもの凄くこわかった。
その人はシビアだった。至極要求が高かった。そんなところだれが気にするのだろうと思うような「てにをは」の一文字、線の太さ1mmの使い分けなんかにも一切妥協しないお方だった。デザイナーの端くれのわたしは、毎日、朝も昼も夜もどうすればその人の期待に応えられるか考え続けた。頭がちぎれるほど考えてもその人の思考に追いつける気がしない。でもやり遂げたくて、その人が信じてくれるから、やる以外に選択肢はないと、あがきにあがいた。若手相手だからと見下すことなく、当たり前のように約束を守り、真剣に意見し、こちらの意見にもしっかりと耳を傾け、敬意を表してくださった。そして当時のわたしの持てるパフォーマンスを最大限に引き出してくださった。非科学的な力の凄みを肌で感じた。そして仕事を完遂したときにくださった言葉は「お疲れさま」でもなく「ようやった」でもなく「ありがとう」。なんという人だ、とゾクゾクした。
その人との仕事は挑戦的でおもしろく、その人のまわりには魅力的な仲間が多数集まっていて、心をくすぐられるような未来が拡がっている。あれからかなりたった今でもその人との仕事は良い意味で緊張するし、プレッシャーに押し潰されそうになるし、下腹部がずーんとなる。しかし、そのたびにまた新たな試練に挑めるのだと思うと、胸が躍る。
経験を重ねて、できることは増えたけれど、一人で完結できる仕事なんていまだにない。関わる人が大勢いて、たくさんの力を借りて、成したいことがようやくカタチになる。やみつきになる。なので、どんな立場だろうが、どんな役職だろうが、女だろうが、何歳だろうが、仕事相手とは対等の関係であり、唯一無二のパートナーでありたいとわたしは思う。感謝の気持ちと本気の思いで、血の通った仕事をしている瞬間が、やはり至極好きなのだ。
[故郷]お風呂は薪で沸かし、水は山水、食卓には畑で育ったみずみずしい野菜が並ぶ。耳を澄ませば虫の声が聴こえる。イノシシ・猿と食物の奪い合い・共存。スマホはつながらないけど癒されます。
[昭和全般]音楽・広告・看板・雑誌、雑貨、喫茶店など。戦後の表現(言葉、色づかい、リズム、ファッションなど)には漲る生命力をありありと感じます。部屋には尊敬する山口百恵様のCDや書籍を。
[ライブ活動]人、温度、空気感・・・二度と同じ場は存在しない、そこに偶然に会した人たちとともにつくる「その瞬間」に高まる熱が心地良い。
[季節を愛でる時間]友人や大切なひととともに、緑や日差しを感じながら、体中で季節を味わう時間はなによりも贅沢。