ヴィークコート陽明町（1階 南東向き）

担当者のコメント

『ヴィークコート陽明町』は、地下鉄「総合リハビリセンター駅」から北西方向へ徒歩11分、『名古屋市瑞穂区陽明町2丁目』にある総戸数56戸の中規模マンションです。複数駅が利用可能で、地下鉄「瑞穂区役所駅」からは徒歩16分の距離にあります。周辺は第一種低層住居専用地域と近隣商業地域内の一部店舗や事務所、主に一戸建てが立ち並ぶ住宅地です。西側約40mを南北に県道30号関田名古屋線が走っています。西へ少し歩くと山崎川が流れており、川沿いには国の登録有形文化財内の伊東信一の別荘『東山荘』があります。また山崎川では春には桜が楽しめます。地名の由来は日差しの良い場所であること（諸説有り）。地勢は丘陵地で、標高は約30m。道幅6m前後の道路が多く、街路は整っています。生け垣や庭木のある邸宅が点在し、町中の緑は多め。約3kmの距離に名古屋高速3号大高線の高辻の出入口があります。地下鉄「総合リハビリセンター駅」からの道のりは下り坂で、駅との高低差は約20m。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物はRC造11階建てで、施工は清水建設です。床スラブ厚は275mm、戸境壁は180mm。住宅性能評価書を取得しています。エントランスにオートロックと宅配ボックス、棟内（敷地内）にロビー、ペット足洗い場、集合型トランクルーム、車寄せ付き。敷地内駐車場は64台（戸数に対する割合110%）で、屋外平面式・屋内平面式です（来客用駐車場3台あり）。なおペットの飼育が可能です（2匹、諸条件あり）。
この物件は1階部分、南東・南西の角部屋。採光・通風良好です。階下に住戸がなく、音を気にせず過ごすことができます。間取りは専有面積90.06平米（0.72平米のトランクルーム部分含む）の3SLDK。玄関前に専用ポーチが設けられた独立感のあるプラン。出幅のあるテラスが特徴です。各居室と納戸、廊下、洗面室に収納スペースが設けられています。付帯設備は食器洗浄機、ディスポーザー、浴室乾燥機、床暖房、ペアガラス、TV付きインターホンなど…。現況は居住中です。
保育施設・学校は『旭キンダーの丘幼稚園』徒歩4分、『陽明小学校』徒歩2分、『汐路中学校』徒歩8分。最寄りのスーパーは『サポーレ　瑞穂店』徒歩4分。その他『山崎川』が徒歩6分、『名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院』と『瑞穂区休日急病診療所』が徒歩12分の場所にあります。

担当者

仁藤 大喜（にとう だいき） 宅地建物取引士

不動産用語

住宅性能評価書

『住宅性能評価書』は、住まいの性能を表した書類のこと。住宅性能表示制度に基づいて発行され、地震などに対する強さや火災時の安全など10分野32項目の評点が記載されています。評点を付けるのは国土交通大臣の登録を受けた第三者機関。専門家でなくても住宅の性能が一目で分かるようになっています。またトラブルの際に、専門機関が対応してくれたり、住宅ローンの割引を受けられたりするなどのメリットがあります。また評価書には設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の2種類があり、設計住宅性能評価書は設計時、建設住宅性能評価書は完成時に発行されます。

第一種低層住居専用地域

第一種低層住居専用地域とは、都市計画における用途地域の1つで、低層住宅の良好な住環境を守るための地域のことです。13種類の用途地域の中で最も厳しい規制が設けられており、高さがある建物や騒音を出すような用途の建物を建築することができません。軒の高さが7メートルを超えるか、3階以上（地階を除く）の建築物で、条例によって指定された区域に建つ建物は日影規制の適用対象となります。日影規制とは、建築物からできる影が周辺の土地に一定時間かからないようにすることにより、日照環境を確保するための制限のことです。

近隣商業地域

近隣商業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、近隣住民が日用品の買物をする店舗などのために定められた地域のことです。大規模商業施設やショッピングモールだけでなく、小規模の工場を建てることもできます。住居専用地域ではないため、日当たりや日影などの制限が比較的緩やかです。商業地域において日影規制が適用されない点に対し、近隣商業地域では高さ10メートルを超える建物については日影規制が適用される点が異なっています。

床スラブ厚

床スラブ厚とは、鉄筋コンクリート構造のマンションの床と屋根のことを指す「スラブ」のうち、床の厚みのことを指します。床に衝撃が加わることによって音が振動として伝わるため、遮音性を高めるために重要な役割を担っています。一般的な床スラブ厚は150～200ミリメートルとされており、この値が大きいほど遮音性に優れたマンションと言えます。

戸境壁

戸境壁とは、マンションやアパートなどの集合住宅において隣の住戸との境を仕切る壁のことです。防火の観点から耐火構造・準耐火構造・準防火構造・防火構造のいずれかにしなければいけないことが定められています。また、防音においても重要な役割を担っています。戸境壁はクロスの貼り方によって大きく分けられており、コンクリート壁に直接クロスを貼る「クロス直貼り」と、コンクリート壁にボードを貼り、その上にクロスを貼る「二重壁」の2つがあります。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域のことで、「イエローゾーン」とも呼ばれています。土砂災害の危険性があると思われる区域の基礎調査を行い、災害によって住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められると土砂災害警戒区域に指定され、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設利用者のための警戒態勢」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」など土砂災害による被害を予想するとともに警戒避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。