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ユメノモチイエ日記:申込編 いよいよ申込!!というところで、ボクは言った。「やっぱり、まだ申込はできません!」言いづらい雰囲気だったけど、言ってよかった。



どうしても、夜の現地を見ておきたい。今さらこんなこと言っても遅いかな…。
買おうという家が決まって、リフォームの打ち合わせやお金の話も終わった。でも、いよいよ申込というところで、ボクがまだ決断できないと言ったものだから、営業マンも妻もビックリしている。「大丈夫とは聞いていても、やはり現地の夜の様子を自分で確かめないと、不安なんです」とどうしても決断できない理由を告げると、営業マンは答えた。「それでしたら、お申込できなくて当然です。今なら外も暗くなってますから、一緒に見に行きましょう。もし、ご覧になってもご不安なようでしたら、申込はやめておきましょう」。今さらこんなことを言っても、と思ったけど、言って良かった。しかも、一緒に見に行ってくれるというから心強い。ボクたちは営業マンの言葉にホッとして、現地にまた車で連れて行ってもらうことにした。

家を買うという決断の大変さを、理解してくれるのは本当にうれしい。
車から風景を眺めていると、同じ場所でも昼と夜では雰囲気が全く違う。昼間より人通りは少ないが、塾帰りの子供が目立つ。周辺は話で聞いていたとおり、見通しもよく、街灯が多くて結構明るい。昼間は気にしていなかったが、歩道も広い。ボクたちは実際に車から降りて、周辺をじっくりと歩いてみた。静かだけど、近所から家族で話している雰囲気や夕食のにおいがかすかに漂ってきて、あたたかさも伝わってきた。妻もこれなら安心という様子。ボクも不安が解消され、やっぱりここにしようと改めて決意した。「いやあ、取り越し苦労でしたね。ボクが無理を言ったばかりに、ご面倒をおかけしました」と謝ると、営業マンは「いえいえ、とんでもないです。家を買うという決断の大変さはよくわかっています。ご不安やご不明な点は、何度でもご確認くださいね」と言った。住まいへの夢と不安、そんな想いをボクたちと共有し、大切にしてくれていることが本当にうれしかった。その後また営業所に戻り、今度はきちんと申込を済ませた。そして後日、正式な契約の手続きをする日取りを決めて今日のところは帰ることにした。

今日はボクたち夫婦にとって、大げさではなく人生を選択した日。
営業所を出てから、お腹が空いていたボクたちは、近くのお店で食事をしながら、今までの出来事を振り返った。最初はドキドキして不動産会社の中になかなか入れなかったこと。営業マンと趣味の話をしたこと。パソコンや大きな地図を使って、住まい選びの方法を一から教わったこと。家のすみずみまでチェックしたこと。それに夜道が不安で、すぐにまた現地をみんなで見に行ったこと…。思っていたよりもいろいろなことがあったけど、営業マンとあれだけリラックスして話せるようになるとは考えていなかった。ボクも妻も今まで抱いてた「不動産会社」のイメージが変わった。こんなことだったら、はじめから緊張しなきゃよかったなあと思う。ともかく、今はまだ夢心地で、実感はわいていないけど、ボクたちは本当に気に入った家をみつけることができたし、ついに申込も済ませた。あの家で娘のミルコもすくすく育っていくのだ。そう、今日はボクたち夫婦にとって、大げさではなく、人生を選択した日。きっと一生忘れられない一日になることだろう。申し込んだばかりで、まだまだ気が早いけど、あの家で新生活をはじめるのが待ち遠しいなぁ~。




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