藤和八事緑ケ岡ホームズ（5階 南西向き）

担当者のコメント

『藤和八事緑ケ岡ホームズ』は、地下鉄「総合リハビリセンター駅」から北東方向へ徒歩7分、『名古屋市瑞穂区弥富町字緑ケ岡』にある総戸数135戸の大規模マンションです。複数駅が利用可能で、地下鉄「八事駅」からは徒歩9分、地下鉄「いりなか駅」からは徒歩15分の距離にあります。周辺は第一種低層住居専用地域、第一種住居地域内の一部店舗や事務所、主に低層の集合住宅と一戸建てが立ち並ぶ住宅地です。東側を山手グリーンロードが走っており、北東方向へ少し歩くと「尾張高野」と呼ばれる『興正寺』が鎮座しています。地勢は丘陵地で、標高は約40m。八事（大正12年設立）と南山（大正14年設立）の耕地整理事業区域内にあり、道幅6m前後の道路が多く、街路はほぼ整っており、一部「輪環道路」と呼ばれる環状の道路があります。生け垣や庭木のある邸宅が多く立ち並び、町中は緑豊か。約3.5kmの距離に名古屋高速3号大高線の堀田の出入り口があります。地下鉄「総合リハビリセンター駅」からの道のりはほぼ平坦で、駅との高低差は約4m。洪水浸水想定区域・土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物は中空スラブ工法・さや管ヘッダー工法・逆梁ハイサッシュ工法（一部除く）のSRC一部RC造15階建てで、施工は木内建設です。床スラブ厚は200mm以上、戸境壁は180〜250mm。エントランスにオートロックと宅配ボックス、棟内（敷地内）にシンボルフォレスト（保存緑地）、集会室（キッチン付き）、シアタールーム、エントランスラウンジ付き。敷地内駐車場は150台（戸数に対する割合110%）で、自走式立体です（来客用駐車場6台あり・リングシャッター付き）。なおペットの飼育が可能です（2匹、諸条件あり）。
この物件は5階部分、南西向・北西・北東の三方角部屋で日当たり・通風良好です。間取りは専有面積78.81平米の3LDK。総面積約36.11平米のバルコニーに3方向が面した独立性の高いプラン。連窓サッシで開口部が広く開放感のあるLDKは2面採光で、キッチンにはバルコニーへの勝手口付き。洗面室が2WAYでキッチンとの行き来がしやすく炊事・洗濯の家事動線にも優れています。付帯設備は食器洗浄機、洗浄便座、シャンプードレッサー、浴室乾燥機、ペアガラス、TV付きインターホン、スロップシンクなど…。2025年1月にリフォーム実施。現況は空き部屋です。また、敷地内駐車場に空きがあり、月額使用料は15,000円です（2025年4月時点）。【リフォーム内容：クロス張替え、クッションフロア張替え、建具交換、システムキッチン交換、洗面化粧台交換、トイレ交換、ユニットバス交換、シーリングライト・ダウンライト取付、網戸張替えなど。】
保育施設・学校は『オリーブの実保育園』徒歩7分、『陽明小学校』徒歩14分、『汐路中学校』徒歩22分。最寄りのスーパーは『イオン　八事店』徒歩7分。その他『興正寺』が徒歩10分、『名古屋市総合リハビリテーションセンター附属病院』が徒歩11分、『喫茶マウンテン』と『昭和美術館』が徒歩17分の場所にあります。

担当者

金和 達也（かなわ たつや） 宅地建物取引士

不動産用語

第一種低層住居専用地域

第一種低層住居専用地域とは、都市計画における用途地域の1つで、低層住宅の良好な住環境を守るための地域のことです。13種類の用途地域の中で最も厳しい規制が設けられており、高さがある建物や騒音を出すような用途の建物を建築することができません。軒の高さが7メートルを超えるか、3階以上（地階を除く）の建築物で、条例によって指定された区域に建つ建物は日影規制の適用対象となります。日影規制とは、建築物からできる影が周辺の土地に一定時間かからないようにすることにより、日照環境を確保するための制限のことです。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

床スラブ厚

床スラブ厚とは、鉄筋コンクリート構造のマンションの床と屋根のことを指す「スラブ」のうち、床の厚みのことを指します。床に衝撃が加わることによって音が振動として伝わるため、遮音性を高めるために重要な役割を担っています。一般的な床スラブ厚は150～200ミリメートルとされており、この値が大きいほど遮音性に優れたマンションと言えます。

戸境壁

戸境壁とは、マンションやアパートなどの集合住宅において隣の住戸との境を仕切る壁のことです。防火の観点から耐火構造・準耐火構造・準防火構造・防火構造のいずれかにしなければいけないことが定められています。また、防音においても重要な役割を担っています。戸境壁はクロスの貼り方によって大きく分けられており、コンクリート壁に直接クロスを貼る「クロス直貼り」と、コンクリート壁にボードを貼り、その上にクロスを貼る「二重壁」の2つがあります。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。