桃山住宅１２号棟（5階 南東向き）

担当者のコメント

『桃山住宅12号棟』は、地下鉄桜通線「神沢駅」から徒歩12分、『名古屋市緑区桃山1丁目』にある総戸数136戸の大規模マンションです。周辺は第一種低層住居専用地域内の一部店舗や事務所、主に一戸建てと低層の集合住宅が立ち並ぶ住宅地です。近い場所に子供の遊び場にピッタリの『桃山北公園』『桃山公園』『梅里公園』などの公園が点在しています。この辺りは昭和49年に換地処分が告示された桃山の土地区画整理区域内にあり、地勢は丘陵地で、標高は約60m。幅員6m前後の道路が多く、区画は整っています。生け垣や庭木のある家が点在し、町中の緑はやや多め。名二環の鳴海インターチェンジにアクセスしやすく、車での移動に便利です。敷地は所有権。建物はRC造5階建てで、施工は株式会社竹中工務店です。
この物件は最上階・5階部分の南東向き。採光良好です。間取りは専有面積92.32平米の3LDK。複数方向に採光部があり、バルコニー面積は18平米。現況は空き部屋です。
保育施設・学校は『黒石保育園』徒歩4分、『桃山小学校』徒歩5分、『神沢中学校』徒歩16分。最寄りのスーパーは『EQVo！　もも山店』徒歩9分。その他『戸笠公園』が徒歩10分、『島田緑地』が徒歩17分、『天白公園』が徒歩18分の場所にあります。

担当者

金和 達也（かなわ たつや） 宅地建物取引士

不動産用語

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第一種低層住居専用地域

第一種低層住居専用地域とは、都市計画における用途地域の1つで、低層住宅の良好な住環境を守るための地域のことです。13種類の用途地域の中で最も厳しい規制が設けられており、高さがある建物や騒音を出すような用途の建物を建築することができません。軒の高さが7メートルを超えるか、3階以上（地階を除く）の建築物で、条例によって指定された区域に建つ建物は日影規制の適用対象となります。日影規制とは、建築物からできる影が周辺の土地に一定時間かからないようにすることにより、日照環境を確保するための制限のことです。

第二種低層住居専用地域

第二種低層住居専用地域とは、低層住宅の良好な住環境を守るための地域のことです。良好な住環境を確保するため、建築物の高さが10メートル（または12メートル）以下に制限されています。150平方メートル以下であれば店舗を建築することもできるため、コンビニや個人商店などを建てることができます。そのため、買い物など生活上の利便性が第一種低層住居専用地域と比べて高くなる地域です。その他にも、一戸建てだけが並ぶ統一感のある町並みになる、採光を確保しやすいなどといったメリットがあります。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

第二種住居地域

第二種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つです。住居環境を保護することを目的としつつ、住宅だけでなく、10,000平方メートルまでの大規模な店舗や遊戯施設なども建てることができます。第一種住居地域とは異なり、カラオケボックスやパチンコ店などを建てることが可能な地域となっています。第二種住居地域は住居専用地域ではないため、日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。