名古屋市緑区鳴海町字向田 中古一戸建て

担当者のコメント

この物件は名鉄名古屋本線「鳴海駅」から南へ徒歩4分、『名古屋市緑区鳴海町字向田』にある中古一戸建てです。複数駅が利用可能で、JR東海道本線「大高駅」からは徒歩17分の距離にあります。
周辺は第一種住居地域、商業地域、準工業地域、工業地域に指定された店舗や事務所、工場などが混在する住宅地です。南側を国道1号線が走っており、北側を扇川が流れています。扇川沿いには遊歩道が整備されており、お散歩やジョギングコースにピッタリです。この辺りは木綿布を藍で染めた「鳴海絞」の発祥地と言われています。鳴海の土地区画整理区域内にあり、地勢は平坦で、標高は約2m。道幅5m前後の一方通行の道路が多く、街路は整っています。生け垣や庭木のある家が点在し、町中の緑はやや多め。約1.5kmの距離に名二環の有松インターチェンジがあります。名鉄名古屋本線「鳴海駅」との高低差は約0m。洪水浸水想定区域にあります。
敷地面積は約37坪。北東付け道路。車2台分の駐車スペースがあります（車種による）。建物は2013年8月築の木造2階建て。設計・建設住宅性能評価書取得済み、長期優良住宅認定通知書付きのオール電化住宅です。間取りは延床面積102.26平米の4LDK。家族のコミュニケーションの機会が増えるリビング階段のプラン。キッチンから洗面室にアクセスしやすく家事動線の優れた造り。全室二面採光で、各部屋に収納が確保されています。付帯設備はIHクッキングヒーター、洗浄便座、シャンプードレッサー、浴室乾燥機、追焚機能、ペアガラス、TV付きインターホン、床下収納庫、24時間換気システムなど…。現況は空き家です。
教育施設は『鳴海そらいろ保育園』徒歩3分、『鳴海幼稚園』徒歩2分、『鳴海小学校』徒歩9分、『鳴海中学校』徒歩20分。買物施設は『フィール　なるみ店』徒歩4分、『ヤマダイ　鳴海店』徒歩10分、『アミカ　緑浦里店』徒歩12分など…。その他『平岩病院』が徒歩8分、『名古屋市緑区役所』が徒歩13分、『大高緑地』が徒歩16分の距離にあります。

担当者

江口 謙三（えぐち けんぞう） 宅地建物取引士

不動産用語

住宅性能評価書

『住宅性能評価書』は、住まいの性能を表した書類のこと。住宅性能表示制度に基づいて発行され、地震などに対する強さや火災時の安全など10分野32項目の評点が記載されています。評点を付けるのは国土交通大臣の登録を受けた第三者機関。専門家でなくても住宅の性能が一目で分かるようになっています。またトラブルの際に、専門機関が対応してくれたり、住宅ローンの割引を受けられたりするなどのメリットがあります。また評価書には設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の2種類があり、設計住宅性能評価書は設計時、建設住宅性能評価書は完成時に発行されます。

オール電化

『オール電化』とは、火を一切使わず、給湯や調理などをすべて電気を使った機器で行うこと。キッチンではガスコンロではなくIHクッキングヒーター、給湯ではガス湯沸かし器ではなく、電気温水器を使います。電気・ガスの併用に比べて、オール電化は光熱費を低く抑えられることや火災の危険性が低いことなどがメリット。太陽光パネルやエコキュートなどを利用することでさらにお得になります。ただ、導入費用がガスに比べて高いこと、停電時はすべてのエネルギー源が無くなるなどのデメリットもあります。

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

準工業地域

準工業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、環境悪化の恐れがない工業の利便を図る地域です。工業地域の一種ではありますが、公害発生などの恐れが大きい工場の建築は禁止されています。また、建ぺい率や容積率、日影規制などの規制は第一種住居地域や第二種住居地域とほぼ同じです。建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合のことで、容積率とは建物の延べ面積の敷地面積に対する割合のことを指します。準工業地域に指定された地域では住宅や店舗、小規模の工場などが混在した町並みになることが特徴です。

工業地域

工業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、主に工業の利便性を考慮して指定された用途地域のことです。住居と工場が混在している地域ですが、工業地域においては住居よりも工場が優先されるため、どのような工場でも建設することが可能となっています。工業地域の周辺は準工業地域であることが多い点や、工場の跡地にはマンションが建設されることが多い点が特徴です。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。