名古屋市緑区西神の倉2丁目 中古一戸建て

担当者のコメント

この物件は地下鉄桜通線「徳重駅」から北東方向へ徒歩17分、『名古屋市緑区西神の倉2丁目』にある中古一戸建てです。
周辺は第一種低層住居専用地域に指定された一戸建てと低層の集合住宅が立ち並ぶ住宅地です。周囲に『島田緑地』などの緑地が点在する自然豊かな住環境。南東側の緑地の中には、由緒のある『徳重熊野社（伊吹の神社）』が鎮座しています。また『島田緑地』内の湿地では、希少な生き物が生息しており、保全区域に指定されています。地勢は丘陵地で、標高は約50m。平成16年に換地処分が告示された神ノ倉東部の土地区画整理区域内にあり、道幅6m前後の道路が多く、街路は整っています。生け垣や庭木のある家が多く、町中は緑豊か。約2kmの距離に名二環の鳴海インターチェンジがあります。地下鉄桜通線「徳重駅」からの道のりはやや上り坂で、駅との高低差は約20m。洪水浸水想定区域・土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域の指定はありません。
敷地面積は約80坪。北東付け道路。車3台分の駐車スペースがあります（車種による）。建物は2002年5月築の木造2階建て。二世帯対応住宅。間取りは延床面積177.74平米の2LDK+2LDK+N。水回りが各フロアにある二世帯対応プラン。全部屋6帖以上の広さがあり、収納スペースも充実しています。現況は居住中です。なお2020年5月に外壁塗装済です。
教育施設は『みどり菜の花保育園』徒歩10分、『名古屋市立神の倉幼稚園』徒歩17分、『熊の前小学校』徒歩15分、『神の倉中学校』徒歩28分。最寄りのスーパーは『業務スーパー　天白店』徒歩7分。その他『島田緑地』が徒歩8分、『名古屋市農業センターdelaふぁーむ/荒池緑地』と『ヒルズウォーク 徳重ガーデンズ』が徒歩17分の距離にあります。

担当者

東野 朱里（ひがしの あかり） 宅地建物取引士

不動産用語

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域のことで、「イエローゾーン」とも呼ばれています。土砂災害の危険性があると思われる区域の基礎調査を行い、災害によって住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められると土砂災害警戒区域に指定され、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設利用者のための警戒態勢」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」など土砂災害による被害を予想するとともに警戒避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。