平針原住宅２棟（10階 南向き）

担当者のコメント

『平針原住宅2棟』は、地下鉄「原駅」から南西方向へ徒歩7分、『名古屋市天白区原2丁目』にある総戸数209戸の大規模マンションです。周辺は第一種住居地域内の店舗や事務所、工場などが混在する住宅地です。東側を県道56号名古屋岡崎線、南側を県道221号岩崎名古屋線が走っており、北側を天白川が流れています。天白川沿いの遊歩道（天白川緑道）はお散歩やジョギングコースにピッタリ。春には桜が楽しめます。また近くに遊具が設置された『下原公園』があり、南へ少し歩くと身近で自然に触れることができる緑豊かな公園『天白公園』があります。この辺りは昭和59年に換地処分が告示された平針原の土地区画整理区域内にあり、地勢は平坦で、標高は約18m。道幅5m前後の一方通行の道路が多く、街路は整っています。生け垣や庭木のある家が点在し、町中の緑はやや多め。約2kmの距離に名二環の植田インターチェンジがあります。地下鉄「原駅」からの道のりは平坦。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物はSRC造12階建てで、施工は間組です。敷地内駐車場は屋外平面式。なおペットの飼育が可能です（諸条件あり）。
この物件は上層階の10階部分。間取りは専有面積86.5平米の2LDK。室内廊下が短く居住スペースを広く確保したプラン。個室2部屋はそれぞれ6帖以上の広さがあります。和室には家具置場などに使える板の間が設置。キッチンは生活感の出にくい独立型で、採光・換気用の窓が設けられているのもポイントです。バルコニー面積は6.50平米。現況は空き部屋です。
保育施設・学校は『かがやきの森保育園うえだ』徒歩8分、『原小学校』徒歩12分、『原中学校』徒歩9分。最寄りのスーパーは『ザ・ビッグエクスプレス　平針店』徒歩8分。その他『天白川』が徒歩1分、『天白文化小劇場』が徒歩7分、『天白スポーツセンター』が徒歩8分の場所にあります。

担当者

淡路 大優（あわじ たいゆう） 宅地建物取引士

不動産用語

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域のことで、「イエローゾーン」とも呼ばれています。土砂災害の危険性があると思われる区域の基礎調査を行い、災害によって住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められると土砂災害警戒区域に指定され、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設利用者のための警戒態勢」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」など土砂災害による被害を予想するとともに警戒避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。