荒川区東尾久1丁目 中古一戸建て

担当者のコメント

この物件は京成本線「新三河島駅」から北西へ徒歩7分、『荒川区東尾久1丁目』にある中古一戸建てです。複数駅が利用可能で、日暮里・舎人ライナー「赤土小学校前駅」からは徒歩7分、都電荒川線「町屋二丁目駅」からは徒歩8分、都電荒川線「東尾久三丁目駅」からは徒歩9分の距離にあります。
周辺は準工業地域に指定された工場や倉庫、店舗などが混在する住宅地です。西側を都道58号台東川口線、南側を東京都道306号王子千住夢の島線（明治通り）が走っており、近い場所に『東尾久一丁目児童遊園』『田端新町公園』などの小さな公園が点在しています。また都道58号台東川口線の向かい側には『おぐぎんざ商店街』があります。この辺りは江戸時代までは農村だった場所で、明治時代に工場が立ち始め、関東大震災以降に市街化が進みました。地勢は平坦で、標高は約3m。道幅4m前後の道路が多く、街路は入り組んでいます。町中の緑は少なめ。約2.5kmの距離に首都高速中央環状線の扇大橋の出入り口があります。京成本線「新三河島駅」との高低差は約0m。洪水浸水想定区域にあります。
敷地面積は約27坪（別途、約239平米のうち持ち分99220分の9870の私道負担有り）。北付け道路。車1台分の駐車スペースがあります（車種による）。建物は2006年8月築の木造3階建て。間取りは延床面積107.55平米の3SLDK。通行人の視線を気にせずくつろげる、2階リビングのプラン。洗面室（洗濯機置場）と浴室は3階に設けられていますが、洗濯機置場はキッチンのすぐそばに設置されています。全居室6帖以上の広さを確保。バルコニーが4か所あり風通しが良いのもポイントです。付帯設備はTV付きインターホンなど…。現況は空き家です。再建築の際にセットバック要。なお本物件は土地所有権と借地権の混合物件となっており、土地面積17.56平米が旧法賃借権、借地期間は2026年10月まで、別途月額3,700円の借地料が必要です。詳細についてはお問合せください。
教育施設は『東尾久保育園』・『AIAI NURSERY 新三河島』徒歩4分、『尾久幼稚園』徒歩5分、『赤土小学校』徒歩8分、『第九中学校』徒歩5分。買物施設は『まいばすけっと　新三河島駅北店』徒歩4分、『エネルギースーパーたじま　田端店』徒歩6分、『まいばすけっと　冠新道店』徒歩7分など…。その他『花の木ひろば館』が徒歩4分、『岡田病院』と『冠新道図書サービスステーション』が徒歩7分の距離にあります。

担当者

近藤 一穂（こんどう かずほ） 宅地建物取引士

不動産用語

セットバック

セットバックとは、道幅4m未満の道路に面した土地に家を建てる際、道路の広さを確保するため、道路の中心から2m敷地の境界線を後退させることです。これは建築基準法で定められています。後退させる部分を「セットバック部分」や「セットバック面積」などとよび、この部分についての所有権はありますが、他人も通行する道路となり、建ぺい率や容積率の計算に入れることは出来ません。

私道

私道は、個人や企業が所有している道のこと。私道に面した一戸建てや土地を購入する場合は、いくつかの注意が必要です。例えば、【注意点1】道路の維持管理を所有者が行う必要があること。【注意点2】通行の制限を受けたり、掘削に際して承諾や承諾料を求められたりする場合があること。【注意点3】建築確認が受けられず、建物の建築が出来ない場合があること（ただし、特定行政庁から指定を受けた位置指定道路の場合は、基本的に建築が可能）などです。また私道についての取り決めを記載した覚書などの書類がある場合もあります。私道に面した不動産の購入を検討の場合は、詳細をお問い合わせください。

借地権

借地権とは、建物を建てるために他人から土地を借りる権利のこと。所有権は貸主にあるため、借主に土地の固定資産税・都市計画税の負担はありませんが、貸主に対して地代などを支払う必要があります。借地権には、借主が土地を直接的に支配できる強い権利をもつ「地上権」と、土地を間接的に支配する「賃借権」の2種類があります。「地上権」は借地権の登記・譲渡・賃貸や、建物の建て替えなどを貸主の承諾を得ることなく行うことができますが、「賃借権」の場合は承諾が必要。そのため、実際には「賃借権」が設定されていることがほとんどです。また以前の借地法（旧法）による借地権は、借主側の権利が強く、契約更新によって半永久的に土地を借り続けることができたため、貸主側にとっては土地を返還してもらうのが難しいなど、不利な面がありました。平成4年8月1日に、借りられる期間をあらかじめ定めた定期借地権などを含む、「借地借家法」という新しい法律が施行され、旧法は廃止。ただし、それ以前にすでに契約が結ばれているものは、引き続き旧法が適用されることになっており、借地借家法による借地権と区別して、旧法借地権と呼ばれています。