対象物件SUBJECT

本プロジェクトのリノベーション対象物件「○長(まるちょう)」についてご覧ください。

○長(まるちょう)外観(平成26年5月2日撮影)

「○長」は、大正期に千足長造(昭和5年没)によって西宮戎前に創業されました。
本店は空襲で消滅しましたが、甲陽園の支店は平成25年まで地域住民や常連客に愛されてきました。
かつて甲陽園は、遊園地、映画の撮影所、温泉、旅館などを有する一大商業ゾーンとして栄え、
著名人の別荘や住居も建てられ、料理旅館も繁盛していたといいます。
しかし、昭和大恐慌の不況の煽りで娯楽施設は次々と閉鎖に追い込まれていったのです。
そのような状況においても「○長」は、オーナーの人柄と努力により、地域の行事や行政の会合の場として人が集まりました。
加えて昭和33年より甲子園球児を受入れ始め、多くの球児たちが、この宿での思い出をつくりました。
料理旅館としての「○長」はなくなりましたが、「人が集まる場所」としての「○長」は、
学生たちの手によって受け継がれていくことでしょう。

「○長」は、大正期に千足長造(昭和5年没)によって西宮戎前に創業されました。本店は空襲で消滅しましたが、甲陽園の支店は平成25年まで地域住民や常連客に愛されてきました。かつて甲陽園は、遊園地、映画の撮影所、温泉、旅館などを有する一大商業ゾーンとして栄え、著名人の別荘や住居も建てられ、料理旅館も繁盛していたといいます。しかし、昭和大恐慌の不況の煽りで娯楽施設は次々と閉鎖に追い込まれていったのです。そのような状況においても「○長」は、オーナーの人柄と努力により、地域の行事や行政の会合の場として人が集まりました。加えて昭和33年より甲子園球児を受入れ始め、多くの球児たちが、この宿での思い出をつくりました。料理旅館としての「○長」はなくなりましたが、「人が集まる場所」としての「○長」は、学生たちの手によって受け継がれていくことでしょう。

対象物件の場所

住所:兵庫県西宮市甲陽園本庄町6-52 →Googleマップを見る

対象物件の概要

所在地
兵庫県西宮市甲陽園本庄町6-52
種別
住宅・店舗
敷地面積
601.88m²
構造
鉄骨・鉄筋コンクリート造地下1階付4階建
建物面積
722.29m²
築年月
昭和54年11月

現状の写真

  • 1階(現状)

    玄関ホール

  • 2階(現状)

    廊下

  • 3階(現状)

    和室

  • 屋上(現状)

    屋上