日生野沢マンション（2階 南東向き）

担当者のコメント

『日生野沢マンション』は、東急東横線「学芸大学駅」から西方向へ徒歩14分、『世田谷区野沢3丁目』にある総戸数59戸の中規模マンションです。複数駅が利用可能で、東急田園都市線「駒沢大学駅」からは徒歩15分の距離にあります。周辺は第一種低層住居専用地域、第一種住居地域内の一部店舗や事務所、主に一戸建てと低層の集合住宅が立ち並ぶ住宅地です。南西側約20mを都道318号環状七号線（環七通り）が走っており、近い場所に子供の遊び場にピッタリの『野沢公園』『下馬中央公園』『南原公園』などの公園が点在しています。また北西側約300mを走る龍雲寺通り沿いには臨済宗妙心寺派の禅寺『大澤山龍雲』が鎮座しています。地名の由来は、この地を開拓した野村氏の『野』と沢田の字名『沢』の組み合わせから。地勢は平坦（台地）で、標高は約40m。道幅5m前後の一方通行の道路が多く、街路はほぼ整っています。生け垣や庭木のある家が点在し、町中の緑は多め。約2.5kmの距離に首都高速3号渋谷線の三軒茶屋の出入口があります。東急東横線「学芸大学駅」からの道のりはほぼ平坦で、駅との高低差は約7m。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物は一部雁行設計のRC造9階建てで、施工は株式会社藤木工務店。敷地は開放感のある南西角地で、敷地南側の前面道路は二車線のバス通りです。なおペットの飼育は不可です。
この物件は2階部分の南東向き。採光良好です。間取りは専有面積52.65平米の1LDK。バルコニー面積は3.8平米です。付帯設備は食器洗浄機、浴室乾燥機、追焚機能など…。2025年10月にリフォーム実施。現況は空き部屋です。【リフォーム内容：システムキッチン（食洗機付）・トイレ（温水洗浄機能付）・ユニットバス（浴室乾燥機付）・給湯器・洗面化粧台新調、クロス（壁・天井）・フローリング張替、建具・玄関収納・照明器具交換など。】
保育施設・学校は『若葉の詩保育園』徒歩7分、『中丸小学校』徒歩5分、『駒留中学校』徒歩14分。最寄りのスーパーは『サミットストア　野沢龍雲寺店』徒歩3分。その他『野沢児童館』が徒歩9分、『碑文谷公園』と『碑文谷体育館』が徒歩13分の場所にあります。

担当者

伊藤 良悟（いとう りょうご） 宅地建物取引士

不動産用語

雁行設計

雁行設計とは、マンションの設計方法のひとつで、各住戸をななめにずらして配置する設計のこと。建物を上から見た際に、雁が群れで飛ぶときの隊列の形に似ていることからこう呼ばれています。見る角度や時間帯によって表情が変わる、個性的でおしゃれな雰囲気の外観が魅力。また多くの住戸が角部屋に近い構造となるため、各住戸の独立性が高く、採光や通風に優れています。ただし、窓やバルコニーの配置によっては、隣の住戸が見えやすくなったり、隣の住戸が出っ張っていることで日陰が生まれることもあるため注意が必要です。

第一種低層住居専用地域

第一種低層住居専用地域とは、都市計画における用途地域の1つで、低層住宅の良好な住環境を守るための地域のことです。13種類の用途地域の中で最も厳しい規制が設けられており、高さがある建物や騒音を出すような用途の建物を建築することができません。軒の高さが7メートルを超えるか、3階以上（地階を除く）の建築物で、条例によって指定された区域に建つ建物は日影規制の適用対象となります。日影規制とは、建築物からできる影が周辺の土地に一定時間かからないようにすることにより、日照環境を確保するための制限のことです。

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。