ローレルコート立花町（1階 南向き）

担当者のコメント

『ローレルコート立花町』は、JR「立花駅」から北東方向へ徒歩7分、『尼崎市立花町1丁目』にある総戸数50戸の中規模マンションです。周辺は第二種中高層住居専用地域内の店舗や事務所が点在し、主に集合住宅と一戸建てなどが立ち並ぶ住宅地です。南側約60mをJR東海道本線が走っています。近い場所に『若松公園』や『千歳公園』など子供の遊び場にぴったりの公園が点在。JR立花駅の北側には1965年に創設された『立花商店街』があり、飲食店やスーパーマーケットなど普段のお買い物に便利なお店が軒を連ねています。この辺りは昭和8年から昭和14年にかけて施工された橘の土地区画整理区域内にあり、地勢は平坦で、標高は約3m。道幅4m前後の一方通行の道路が多く、街路はおおむね整っています。生垣や庭木のある家はあまり見られず、町中の緑は少なめ。名神高速道路の尼崎インターチェンジが約1kmの距離にあり、車での移動に便利です。JR「立花駅」からの道のりは平坦で、駅との高低差は約1m。洪水浸水想定区域内にあります。敷地は所有権。建物はアウトポール設計のRC造8階建てで、ダブル配筋、溶接密閉型帯筋を採用。施工はコーナン建設です。床スラブ厚は150〜200mm、戸境壁は200mm。住宅性能評価書を取得しています。エントランスにオートロックと宅配ボックス、棟内（敷地内）に車寄せスペース、ロビー兼コミュニティールーム（集会室）付き。敷地内駐車場は43台（戸数に対する割合90%）で、屋外機械式・屋外平面式（専用駐車場）です。敷地の3方が接道した開放感のある立地。なおペットの飼育が可能です（2匹、諸条件あり）。
この物件は1階部分、南東角部屋で日当たり・通風良好です。間取りは専有面積86.91平米の4LDK。LDK約16.7帖の横長リビングのプラン。複数方向に採光部があり、バルコニー面積は17.02平米です。付帯設備は浴室乾燥機、ミストサウナ、TV付きインターホンなど…。室内はリフォーム実施。現況は空き部屋です。また、駐車場権利付きで、月額使用料は13,500円です（2025年6月時点）。【リフォーム内容：2019年1月にシステムキッチン交換、洗面化粧台交換、ユニットバス交換など。2025年6月にクロス張替え、フローリング張替え、建具交換（全室）、トイレ交換間取り変更など。】
保育施設・学校は『立花ひよこ保育園』徒歩7分、『立花南小学校』徒歩5分、『立花中学校』徒歩16分。最寄りのスーパーは『コープ　立花』徒歩7分。その他『尼崎市役所』が徒歩5分、『橘公園』が徒歩6分、『鷲田病院』が徒歩7分の場所にあります。

担当者

野間 直人（のま なおと） 宅地建物取引士

不動産用語

アウトポール設計

アウトポール設計とは、柱が室内に張り出さないように、バルコニー側や共用廊下側に柱を出した設計のことです。室内がスッキリして見た目がよくなる、家具が配置しやすい、隣のバルコニーとの間に柱があるためプライバシーが確保しやすい、などのメリットがあります。

住宅性能評価書

『住宅性能評価書』は、住まいの性能を表した書類のこと。住宅性能表示制度に基づいて発行され、地震などに対する強さや火災時の安全など10分野32項目の評点が記載されています。評点を付けるのは国土交通大臣の登録を受けた第三者機関。専門家でなくても住宅の性能が一目で分かるようになっています。またトラブルの際に、専門機関が対応してくれたり、住宅ローンの割引を受けられたりするなどのメリットがあります。また評価書には設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の2種類があり、設計住宅性能評価書は設計時、建設住宅性能評価書は完成時に発行されます。

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第二種中高層住居専用地域

第二種中高層住居専用地域とは、中高層住宅の良好な住環境を守るための地域です。マンションや住居、病院、大学のほか、1500平方メートルまでの店舗や事務所、ガソリンスタンド、オフィスビルなどを建てることができます。マンションを中心とした中高層住宅に日常生活に必要な利便施設が混在する地域です。利便施設が混在していますが、住むことを目的としているため、日当たりや日影など一定の条件が設けられています。

床スラブ厚

床スラブ厚とは、鉄筋コンクリート構造のマンションの床と屋根のことを指す「スラブ」のうち、床の厚みのことを指します。床に衝撃が加わることによって音が振動として伝わるため、遮音性を高めるために重要な役割を担っています。一般的な床スラブ厚は150～200ミリメートルとされており、この値が大きいほど遮音性に優れたマンションと言えます。

戸境壁

戸境壁とは、マンションやアパートなどの集合住宅において隣の住戸との境を仕切る壁のことです。防火の観点から耐火構造・準耐火構造・準防火構造・防火構造のいずれかにしなければいけないことが定められています。また、防音においても重要な役割を担っています。戸境壁はクロスの貼り方によって大きく分けられており、コンクリート壁に直接クロスを貼る「クロス直貼り」と、コンクリート壁にボードを貼り、その上にクロスを貼る「二重壁」の2つがあります。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。