サーパス鳴尾（6階 南西向き）

担当者のコメント

『サーパス鳴尾』は、阪神「鳴尾・武庫川女子大前駅」から南方向へ徒歩6分、『西宮市鳴尾町4丁目』にある総戸数41戸の中規模マンションです。周辺は第一種住居地域、近隣商業地域内の店舗や事務所が混在する住宅地です。南側を県道341号甲子園尼崎線が走っており、西側には大型のショッピングセンター『ららぽーと甲子園』があります。近い場所に『武庫開公園』『西開公園』などの小さな公園が点在しており、西へ少し歩くと『甲子園球場』があります。地名の由来は緩やかな傾斜を示す「ナル」と武庫川の河口端の「尾」が合わさったと言われています。地勢は平坦で、標高は約1m。道幅2m～4mの道路が多く、街路はやや入り組んでいます。生け垣や庭木のある家が点在し、町中の緑はやや多め。阪神高速3号神戸線の武庫川の出入口が近く、車での移動に便利です。阪神「鳴尾・武庫川女子大前駅」からの道のりは平坦。洪水浸水想定区域内にあります。敷地は所有権。建物はアンボンドスラブ工法のRC造7階建てで、溶接密閉型帯筋を採用。施工は穴吹工務店です。床スラブ厚は200mm、戸境壁は180mm。エントランスにオートロックと宅配ボックス付き。敷地内駐車場は23台（戸数に対する割合60%）で、屋外機械式・屋外平面式・屋内機械式です。なおペットの飼育は不可です。
この物件は6階部分の南西向きで日当たり良好です。間取りは専有面積68.16平米の3LDK。リビングと洋室1室がバルコニーに面した、縦長リビングのプラン。洗面室とキッチンは直接行き来ができるため、家事動線に優れています。玄関横に物入れが設置されているのもポイントです。付帯設備は洗浄便座、浴室乾燥機、TV付きインターホンなど…。現況は居住中。また、敷地内駐車場に空きがあり、月額使用料は20,000円です（2024年12月時点）。
保育施設・学校は『西光幼稚園』徒歩3分、『鳴尾小学校』徒歩5分、『鳴尾中学校』徒歩6分。最寄りのスーパーは『関西スーパー　鳴尾店』徒歩8分。その他『鳴尾支所』が徒歩3分、『鳴尾図書館』と『ららぽーと甲子園』が徒歩8分の場所にあります。

担当者

秋岡 祐貴（あきおか ゆうき） 宅地建物取引士

不動産用語

第一種住居地域

第一種住居地域とは、都市計画による用途地域の一つで、住居の環境を保護するための地域です。3000平方メートルまでの店舗や飲食店、ホテル、スポーツ施設、50平方メートル以下の工場などを建てることができます。第一種住居地域に指定された区域には住宅や商業施設、工場などが混在しています。住居地域であるため大規模な店舗や事務所などの建築を制限していますが、住居専用地域ではないので日当たりや日影などの条件が厳しくはありません。

近隣商業地域

近隣商業地域とは、都市計画法による用途地域の一つで、近隣住民が日用品の買物をする店舗などのために定められた地域のことです。大規模商業施設やショッピングモールだけでなく、小規模の工場を建てることもできます。住居専用地域ではないため、日当たりや日影などの制限が比較的緩やかです。商業地域において日影規制が適用されない点に対し、近隣商業地域では高さ10メートルを超える建物については日影規制が適用される点が異なっています。

床スラブ厚

床スラブ厚とは、鉄筋コンクリート構造のマンションの床と屋根のことを指す「スラブ」のうち、床の厚みのことを指します。床に衝撃が加わることによって音が振動として伝わるため、遮音性を高めるために重要な役割を担っています。一般的な床スラブ厚は150～200ミリメートルとされており、この値が大きいほど遮音性に優れたマンションと言えます。

戸境壁

戸境壁とは、マンションやアパートなどの集合住宅において隣の住戸との境を仕切る壁のことです。防火の観点から耐火構造・準耐火構造・準防火構造・防火構造のいずれかにしなければいけないことが定められています。また、防音においても重要な役割を担っています。戸境壁はクロスの貼り方によって大きく分けられており、コンクリート壁に直接クロスを貼る「クロス直貼り」と、コンクリート壁にボードを貼り、その上にクロスを貼る「二重壁」の2つがあります。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。