パレ北武庫之荘3（3階 南向き）

担当者のコメント

『パレ北武庫之荘3』は、阪急「塚口駅」から北西方向へバス乗車11分・徒歩2分、『伊丹市野間2丁目』にある総戸数42戸の中規模・デザイナーズマンションです。周辺は第二種中高層住居専用地域内の店舗や事務所が点在する住宅地です。敷地北側を山陽新幹線、東側約200mを道意線が走っており、近い場所に『野間東公園』『野間公園』『笹原公園』などの大小の公園が点在しています。『笹原公園』はローラー滑り台などの大型遊具が設置された人気の公園。防災機能も兼ね備えています。この辺りは、野間荘、野間村と呼ばれたエリア。「野間東ノ口遺跡」「一本松遺跡」が発見されており、古くから人の営みがあったことが分かります。地勢は平坦で、標高は約11m。ほとんどの場所が昭和52年に換地処分が公告された野間の土地区画整理事業区域内にあり、道幅6m前後の道路が多く、一部を除き、街路は整っています。町中の緑は少なめ。高速道路のインターチェンジまでは距離があります。阪急「塚口駅」からの道のりは平坦で、駅との高低差は約9m。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。敷地は所有権。建物はスキップフロア構造（エレベーター停止階：1階・3階・6階・9階）・PRCアンボンドスラブ工法のRC造10階建てで、スパイラル筋を採用。施工は長谷工コーポレーションです。エントランスにオートロック、棟内（敷地内）にコミュニティテラス付き。歩車分離設計で、敷地内駐車場は32台（戸数に対する割合80%）で、屋内機械式・屋内平面式です（来客用駐車場はありません）。なおペットの飼育は不可です。
この物件は3階部分、南・西・北の三方角部屋。採光・通風良好です。エレベーター停止階。間取りは専有面積66.15平米の3LDK。プライベートスペースとパブリックスペースを分けて使いやすいセンターインのプラン。バルコニーは3面あり、全居室がバルコニーに面しています。キッチンと洗面室（洗濯機置場）の距離が近く、炊事・洗濯の家事動線良好。バルコニー面積は18.04平米です。付帯設備は洗浄便座、浴室乾燥機、TV付きインターホンなど…。室内は二度のリフォーム履歴あり。現況は居住中です。【リフォーム内容：2014年12月にクロス張替え（全室）、フローリング張替え、畳表替え、襖張替え、障子・網戸張替、洗面台交換、トイレ交換、ユニットバス交換。2023年7月にキッチン交換。】
保育施設・学校は『伊丹おうち保育園』徒歩6分、『笹原小学校』徒歩5分、『笹原中学校』徒歩9分。最寄りのスーパーは『万代　伊丹野間店』徒歩5分。その他『野間分室』が徒歩3分、『笹原公園』が徒歩7分、『公立学校共済組合　近畿中央病院』が徒歩12分の場所にあります。

担当者

橋本 浩志（はしもと ひろし） 宅地建物取引士

不動産用語

スキップフロア構造

スキップフロア構造は、エレベーターが停止する長い廊下（片廊下）のある階を減らし、各住戸の採光や通風、プライバシーを確保する造りです。エレベーターが止まらない階の住戸は階段を利用する必要がありますが、廊下に面した部屋がなく、部屋の両面にバルコニーが付いている場合もあります。エレベーターが停止する階が少ないため、上階になるほどスムーズに移動できることもメリットです。またスキップフロア構造のマンションは、個性的なフォルムを持ち、その外観も人気があります。

第二種中高層住居専用地域

第二種中高層住居専用地域とは、中高層住宅の良好な住環境を守るための地域です。マンションや住居、病院、大学のほか、1500平方メートルまでの店舗や事務所、ガソリンスタンド、オフィスビルなどを建てることができます。マンションを中心とした中高層住宅に日常生活に必要な利便施設が混在する地域です。利便施設が混在していますが、住むことを目的としているため、日当たりや日影など一定の条件が設けられています。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。