鷺沼北パークホームズ弐番館（2階 東向き）

担当者のコメント

『鷺沼北パークホームズ弐番館』は、東急田園都市線「鷺沼駅」から北方向へ徒歩10分、『川崎市宮前区土橋2丁目』にある総戸数37戸の中規模マンションです。周辺は第二種中高層住居専用地域内の店舗や事務所が混在する住宅地です。東急田園都市線沿いには地下鉄車両の定期検査を行う『鷺沼車両基地』と広い芝生ゾーンなどが整備された『鷺沼ふれあい広場』があります。またこの辺りでは縄文時代後期の集落跡「第六天遺跡」が発見されており、古くから人の営みがあったことが分かります。地勢は丘陵地で、標高は約50m。土橋土地区画整理区域内にあり、道幅6m前後の道路が多く、街路は整っています。緑地・公園が点在し、町中の緑はやや多め。東名高速道路の東名川崎インターチェンジが近く、車での移動にたいへん便利です。東急田園都市線「鷺沼駅」からの道のりはやや下り坂で、駅との高低差は約13m。敷地は所有権。洪水浸水想定区域、土砂災害危険箇所、土砂災害警戒区域の指定はありません。建物はRC造5階建てで、施工は三井建設株式会社です。エントランスにオートロックと宅配ボックス付き。なおペットの飼育は不可です。
この物件は2階部分、東・北向きの角部屋。通風良好です。間取りは専有面積66.35平米の3LDK。全居室がバルコニーに面した開放感のあるプラン。バルコニー面積は18.04平米あります。キッチン横の洋室を子供部屋にすれば、料理をしながら様子が見られて安心。玄関ドアが室内廊下のサイド側に設けられており、ドアの開閉時に中を見られにくくなっているのもポイントです。2024年9月にリフォーム実施。現況は空き部屋です。【リフォーム内容：クロス張替え（全室）、フローリング張替え（廊下・LD・K・洋室6.1帖・洋室5.6帖・洋室4.7帖）、クッションフロア張替え（洗面室・トイレ）、フロアタイル張替え（玄関）、扉交換（全室）、収納扉交換（全室）、キッチン交換、洗面台交換、トイレ交換、ユニットバス交換、間取り変更、給排水管交換。】
保育施設・学校は『土橋保育園』徒歩2分、『土橋小学校』徒歩6分、『宮前平中学校』徒歩17分。最寄りのスーパーは『まいばすけっと　土橋2丁目店』徒歩9分。その他『宮前区役所』が徒歩11分、『宮前図書館』と『宮前平源泉 湯けむりの庄』が徒歩13分の場所にあります。

担当者

谷原 杏奈（たにはら あんな） 宅地建物取引士

不動産用語

土地区画整理区域

土地区画整理区域とは、住宅・宅地整備の促進を図ることを目的に定められた区域のことです。この事業により、古くからある入り組んだ市街地の区画を整理し、道幅を広げることで、整然とした街にします。事業は（1）計画決定、（2）事業決定、（3）仮換地指定、（4）換地処分の流れで進められます。仮換地とは、移動先の土地のことで、またそれまでに所有又は使用していた土地を従前地と呼びます。仮換地の指定がされると、従前地の使用は禁止され、仮換地を使用することになります。そして、区域内のすべての工事が完了すると、換地処分が公告され、仮換地が所有地又は使用する土地となり、土地区画整理事業が完了します。

第二種中高層住居専用地域

第二種中高層住居専用地域とは、中高層住宅の良好な住環境を守るための地域です。マンションや住居、病院、大学のほか、1500平方メートルまでの店舗や事務所、ガソリンスタンド、オフィスビルなどを建てることができます。マンションを中心とした中高層住宅に日常生活に必要な利便施設が混在する地域です。利便施設が混在していますが、住むことを目的としているため、日当たりや日影など一定の条件が設けられています。

土砂災害警戒区域

土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づいて指定された区域で、「イエローゾーン」とも呼ばれます。土砂災害の危険があると見込まれる場所を基礎調査し、災害時に住民の生命や身体に危害が及ぶ恐れがあると判断された場合に指定されます。指定されると、「市町村地域防災計画への記載」、「災害時要援護者関連施設での警戒態勢の整備」、「土砂災害ハザードマップによる周知の徹底」などが行われ、災害発生時の警戒・避難態勢が整備されます。

土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所とは、人家などに被害を与えるおそれのある「土石流危険渓流」、「地すべり危険箇所」、「急傾斜地崩壊危険箇所」の総称です。急傾斜地とは、傾斜度30度以上、高さ5メートル以上のがけのことを指します。土砂災害による被害のおそれのある箇所について、危険箇所の周知や警戒避難体制の整備のための資料にすることを目的としています。国土交通省（当時は建設省）の調査要領・点検要領により都道府県が実施した調査によって判明したものです。なお、現在は土砂災害危険箇所に代わり、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の指定を進めているため、再点検は実施されていません。

洪水浸水想定区域

洪水浸水想定区域とは、川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や、家屋の倒壊・流出をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流・河岸侵食の発生が想定される区域のことです。指定時点の河川の整備状況を勘案し、想定し得る最大規模の降雨や、降雨により河川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションしたものです。