2014年10月4日(土)、「宝塚ホテル」にて公開最終審査を実施し、下記の通り入賞作品を決定しました。
これからは、役所に頼り切りではダメで、地域、地元、民間が、自分たちの人生を楽しむべくタッグを組んでいかねばなりません。仕事をする人も、縁があってそこに住む人も、周りもみな含めて幸せになれるかどうかが大切です。最優秀作品は、学生も地域も事業者も幸せになれる夢を提案してくれたような案でした。本コンペのようなコンペは稀ですが、このようなコンペが素晴らしいものをつくります。このプロジェクトの主催者に敬意を表します。
7月の現地案内会から本日まで、楽しませていただきました。実に様々なアイディアを見て、今後の仕事の参考になりました(笑)。最優秀作品は、今、甲陽園が、西宮が、そして日本全体が抱えている問題を訴求しており、団塊の世代の心をぐっと掴まれた気がします。今後、竣工・入居までご一緒することとなりますが、さらに楽しませていただきます。
今回のコンペでは、デザインよりも「ストーリーと仕組み」を重視されていました。審査中は厳しいことも言いましたが、求められていることに対し、よく考えて応えている皆さんに感動しました。建築を志す若い方々に対する期待が膨みました。かつては、建築のデザインだけができている人が多かったですが、今後は、企画・仕組みが提案できる人材でないといけないです。ここから先は実現に向け、いろんなハードルがあると予想されますが、日本でなかったシェアハウスにすべく頑張ってください。
公開最終審査の様子(宝塚ホテルにて)をご覧ください。